西表島の祭とイベント

節祭(しち)
 西表を代表する伝統的な祭で、祖納(そない)と星立部落で盛大に催されます。500年を超える歴史があると言われ、毎年旧暦10月上旬頃に行なわれます。祖納、星立ともに同じ日の同じ時刻に行なわれるので両方を見ることはできません。行事は3日間行なわれ、2日目の世乞い(ゆーくい)では、旗頭立て、船漕ぎ(ふにくぎ)、棒術、弥勒(みるく)行列などが続けて行なわれるので見物です。ここに登場するユーモラスな風貌の弥勒(みるく)とは、沖縄では五穀豊穣の神であり、幸福のシンボルなのです。

 これらの写真は、東京在住の水町 宏さんが2001年10月4日に祖納で撮影したものをご好意により提供していただいたものです。すべて著作権は水町さんに帰属しますので、転載等を希望される場合は直接お問い合わせ下さい。

古見のアカマタ
 毎年7月頃に古見部落で行なわれる祭ですが、部落民以外にはその詳細を伝えない神秘的かつ格式のある伝統行事です。このアカマタの期間中には、他の部落の人たちはなるべく古見には立ち入らないようにしているそうです。この祭はおいそれと見られるものではないようですが、是非いちど見てみたいものです。

上原のデンサー祭
 上原部落で毎年行なわれるイベント祭です。時期は年によって変わるようで、2000年は10月、2001年は6月だったそうです。カンピラ荘の裏庭にデンサー節発祥の地の石碑がありますが、そのすぐ横にデンサー祭用の舞台があって、そこで部落民総出による芸能大会が行なわれます。もちろんカンピラ荘の人たちやヘルパーさんたちも全員参加して、日頃から練習している踊り、三線(さんしん)、歌などを披露します。

 2000年10月に催されたデンサー祭のようす。この日は午後から雨のために急遽上原多目的集会施設に会場を変更して行なわれました。左の写真は三線と民謡を披露するカンピラ荘のヘルパーさんたち。

ぱいぬ島まつり
 ぱいぬ(南の)島まつりとは、4年にいちど盛大に催されるイベント祭で、西表だけではなく八重山のいろいろな島からもたくさんの参加者があります。8月下旬に大原で行なわれるようで、1997年と2001年に開催されましたから次回は2005年のはずです。
 私は1997年のぱいぬ島祭を見ましたが、エイサーなどの芸能あり、タレントを招いての演芸あり、ビール早飲み競争やパイン抱え競争などのアトラクションありで楽しめました。会場の付近にはいっぱい出店が出ていて、小浜島からの出店もありました。いちばん印象に残ったのはパーシャクラブという沖縄のバンドによるライブコンサートで、あの演奏を聴いて以来私はすっかり彼らのファンになってしまいました。パーシャクラブはオリオンビールのCMソングもいくつか歌っている人気バンドです。祭の最後は花火で締められましたが、祭が終わって帰路につく人たちの車で大原の道路は渋滞していました。私も長いこと西表に通っていますが、車の渋滞を見たのはあれが初めてです。

太鼓の協演 勇壮なエイサー
 アトラクションのパイン抱え競争。たくさんのパインを抱えた方が勝ちです。カンピラ荘のヘルパーチーム(左)が優勝しました。
パーシャクラブのコンサート。会場総立ちで盛り上がりました。メインボーカルは石垣出身の新良幸人。

上原のデンサー節大会
 毎年9月に催されるのど自慢大会で、曲目はデンサー節のみです。ほとんどの参加者が自分で三線(さんしん)を弾きながら歌うそうで、三線の腕前も審査の対象になるそうです。

やまねこマラソン大会
 1994年から始まったマラソン大会で、毎年2月に西表島の西部で行なわれます。3Km、10Km、23Km、の3コースがあり、中野の上原小学校を起点に、最長コースでは白浜までの往復になります。西表島の島民ばかりではなく沖縄の他の島々や内地からの参加者も多く、年々盛んになっているそうです。やまねこマラソン大会の詳細については、公式サイトであるこちらをご覧下さい。

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