鳩間島

鳩間島

 西表島の真北に浮かぶ有人島で、人口約50人。ほとんど平坦なほぼ円形の島で、島の中央部はやや盛り上がって鳩間中森という森があります。その森の中に島のシンボルの鳩間島灯台がそびえていて、ここからは島の周囲が360度見渡せます。港の付近の海は“バスクリン色”で、実に美しいのですが、最近この島には少々不似合いな巨大な港が建設されてその景観も少し変わりました。ちなみに、カンピラ荘のおばあはこの鳩間島の出身です。
 アクセスは、八重山観光フェリーの平成丸が週3便石垣から運行しているのと、石垣⇔船浦航路の安栄丸で鳩間島による便もあります。西表に滞在していて行くには、上原のデンサー食堂の船での有償運送、三和釣り具、その他西表のエコツアーでも相談に乗ってくれるはずです。カンピラ荘の三拝云の敏夫さんの気分次第でカンピラ荘の船で行ってくれることがあるかも?鳩間島には民宿が3件あって長期滞在も可能です。
 一部のマナーの悪い観光客やダイバーなどのために島民は外部の人に対してあまりいい印象を持っていないようなので、それほど神経質になる必要もありませんが、島で地元の人と会ったら必ず挨拶をするように心がけましょう。また、島内を水着のままで歩くのは風紀上よくないので慎みましょう。ちゃんとマナーさえ守っていれば島の人も親切にしてくれます。
 鳩間島についてさらに詳しく知りたい方は、鳩間島に住み着いてしまった羽根田治さんという人のエッセイ集である“パイヌカジ(南の風)”という本が山と渓谷社から出版されているので読んでみて下さい。


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