ミナミコメツキガニ(南米搗蟹) Mictyris brevidactylus
河口や内湾の干潟に生息する甲幅1pくらいの小さなカニ。干潮時に干潟の上に出てきて数百から数千個体の大群を形成し、砂中の有機物(デトライタス)を食べている。人が近づくと10mくらい手前から察知して砂に潜る。回転しながら砂に潜るというおもしろい習性がある。西表では兵隊ガニと呼ばれる。