由珍(ゆつん)三段の滝

由珍三段の滝

 島の北東部、由珍川の上流にかかる大きな滝。名前の通り三段の構造になってるのが大きな特徴ですが、実はこの滝のすぐ下にももうひとつ小さな滝があるので、“四段の滝”と言った方が正確かも知れません。
 最近ようやくこの滝へのツアーができ始めましたが、マニアックな場所だけに料金はかなり高くつきます。経験のある人を探してガイドを頼んだ方がいいでしょう。エントリーは由珍川の河口付近のアダン帯からで、途中由珍川の沢に出るまではかなりわかりやすい山道がありますが、それから先は道らしい道というものはなく、ジャングルを切り開きつつ進むような状態です。少々険しい上り坂が続きますが、少々山に自信のある方ならば大丈夫でしょう。ちなみに、上の写真は1999年の台風18号が通過した直後に行ったときのものですが、女性の足でも何とか滝にたどり着くことができました。
 この滝はピナイサーラよりもずっと高い位置にあるので滝の上からの眺めはすばらしく、由珍川の河口とコバルトブルーの珊瑚礁のリーフを一望することができます。二段目、三段目の滝の落ち込み口へも行くことができますが、この写真のように水量が多いときは危険ですのでやめておきましょう。
 なお、どうしてもここへ行きたいという方には詳しいルートをお教えしますのでメールにてお問い合わせ下さい。ただし、くれぐれも捜索隊のお世話にだけはならないように心がけて下さい。


西表島の観光に戻る
トップページに戻る